前回の続きです。
「港やヘッドランドなどで潮の当たっているのが右側か左側かを知る方法」でしたね。
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それではまず下の写真をご覧ください。
グーグルマップで全国から5つの場所を適当にピックアップしてみました。私は知らない場所ですが、この5つの場所は同じ方向に潮が当たっていると予想できます。
さて、共通しているところはなんでしょうか。
どうでしょうか。
共通しているあることに気づきましたか?
おそらく上の5つの場所はすべて右側が潮の当たる場所だと思います。下のような潮の流れです。
共通していることはもうおわかりですね?
そうです。“脇に砂が溜まっている” ということなんです。ですから左右の脇の形状が非対称になっています。
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潮の向きが一年中同じ向きという場所もありますが、季節によって逆になる場所もあります。もし潮の向きが逆になれば徐々に左右逆転した地形になっていきます。
このような場所には潮の流れに乗ってきた海藻やゴミなどの漂着物も海岸に打ち上げられているので、砂浜でない場所でもわかります。春先など海藻が流れやすい季節になると片側の海岸だけ海藻だらけになります。
実は以前おいしくいただいたワカメはこんな場所で拾ったものです。
私はいくつかのマイポイントがありますが、だいたいはこのような潮の当たる側で釣っています。
ただ、反対側の潮が当たっていないほうは釣れないかというとそうではありません。立派なポイントです。構造物があること自体がすでに魚がいる場所になっているので左右どちらでも魚は多い状態です。
潮の当たっている側は浅く、はっきりと方向性をもった流れがあります。潮の当たっていない側は深く、方向性を持った流れはあまりありません。(上の5つの写真の波や海面の様子でなんとなくわかりますか?)
潮の当たっている側は、流れがあり、ポイントを絞りやすく狙いやすくて効率的です。こちら側の魚は、「小魚が来たらいつでも喰ってやる!」というようなヤル気のある魚が多いように思います。ですから、いつも私は数投で結果が出ているのです。長い時間は投げません。いなければ、次の別なポイントへ移動し、また投げてみるの繰り返しです。
私は今までこのようなポイントをたくさん探してきました。その中でも特に地形がよく潮がよく当たる場所を何ヶ所か把握してマイポイントとしています。
私の場合は、初めの頃はルアーの種類やカラーに興味がありましたが、今ではどんな場所で釣れるかということのほうが興味があります。ですから、いつもグーグルマップを見ながら「ここはいい場所だな~♪ここにルアーを投げてみたいな~♪」と妄想して楽しんでいます^^
こういったことを考えながら釣りをするのも楽しいですよ。ぜひ自分だけのマイポイントを探し出してみてはいかがでしょうか。
あなたのご近所のサーフにも脇が左右非対称な構造物はありませんか?
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