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私の住んでいる地域では、田植えの影響でまだまだ川と海の濁りがとれません。

釣りが好きな私には嫌な時期があります。それは春の田植えのシーズンです。田植えのシーズンになると田んぼから流れ出た泥水が川に入り、海まで到達してしまい、川も海も濁りまくります。こうなるともうぜんっぜん釣れません。あいにく私の住んでいる地域は田んぼだらけなのでもうお手上げです。こんなときは家で大人しく釣りの本を読んだりDVDを観るしかないです。以前、ヒラメ釣りの本については紹介したので今回はDVDを紹介したいと思います。ヒラメ釣りの本についてはこちらところでヒラメをサーフからルアーで狙おうと思っている...

さすがにもう釣りがしたくて仕方がない!!

こんなときは濁ってても釣れてくれる “あいつら” を狙うしかありません。

そう、うなぎナマズです。



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ということで、近所の川に出掛けました。河口から5kmくらい上流です。川幅は20~25メートルほど、水深はおそらく1メートル弱だと思います。

仕掛けは下の図のように超簡単です。オモリは中通しで8号くらいです。針はうなぎ針(13号)。

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あとは 『ペットボトル釣法』 というのがあります。
これはペットボトルにラインを巻きつけて、仕掛けを投げ込むだけという超超簡単な釣り方です。

こんな感じの仕掛けです。

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仕掛けの投入方法のコツはペットボトルを投げ込む方向に傾けて、オモリを持ってオモリを投げ込むようにします。たぶん10メートルくらいしか飛びませんが十分釣れますので大丈夫です。

仕掛けを投げ込んだらペットボトルを岸に立てておきます。このときペットボトルに3分の1くらい水を入れておくと風でペットボトルが飛んで行ったりせずに安定します。アタリがあればペットボトルが 「パタンッ!」 と倒れるのですぐわかります。アタリがあったらあとはラインをペットボトルに巻きながらたぐり寄せるだけ。素晴らしい。超簡単。

餌は、一番いいのは鮎の切り身(1cmくらいに切ったもの)ですが、なかなか手に入らないのでミミズです。ミミズは最強です。たぶん、あのミミズ独特の匂いが集魚効果抜群なのだと思います。どうしてもミミズがなければ海釣りで定番のイソメでも釣れます。でも少し反応が悪くなるのでやはりミミズがおすすめです。

投げ込む場所は、川の真ん中、岸沿いどこでも大丈夫です。かなりアバウトですね(笑)でもホントにどこでも釣れるんですよ。でも特に狙い目なのは、岸に葦などの植物があればその周辺、または流れが集まって深くなっている場所、二つの川が合流しているような場所。そんな場所だと釣れる確率があがります。

で、今回の釣果は?

まずはナマズ君。45cmくらい。

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続いて、さらにナマズ君。30cmくらい。

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さらにさらにナマズ君… 25cm… 小さくなってる…

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ここでやっとウナギ君。40cmほど。

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どれもこれも小さい…。

いつもならナマズは60cmくらいのもけっこう釣れるんですが、今回はどんどんサイズダウンでした。まぁそんな日もあるさ、ということでこの日は撤収。

今回はみんな小さいのでリリースしました。ちなみにみなさんはナマズ食べたことありますか?釣り太郎はもちろんあります。グロテスクな外見とは違いしっかりとした白身なんですよ。今度料理して記事をアップしてみます。

ちなみに、うなぎは生息域がかなり広く、ほとんど海水のような河口(汽水域)から何十キロも上流でも釣れます。経験的には河口域の方が脂がのっていて美味しいです。

ナマズは汽水域ではあまり見かけません。どちらかというとちょっと上流のほうに生息しているようです。

というわけで今回は 「川、海が濁って釣りができないときのおすすめの釣り」 でした。

ナマズはルアーでも釣れますので釣ってみてはいかがでしょうか?60cmくらいともなればかなり引きが強くて面白いですよ。

うなぎは各都道府県の漁業規則で採捕制限がありますので確認してくださいね。

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