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このブログを見てくださっている初心者の方、ルアーの“潜行深度(レンジ)”ってご存知でしょうか。ルアーをフローティング、シンキングとだけ区別して、ルアーそれぞれの潜行深度を意識しないで使っている方もきっといるんじゃないでしょうか。

 

私がルアーを始めた頃、潜行深度なんてものがあるなんて知らずにルアーを投げていました。簡単なことなんですが、これが初心者の時はわからないものなんですよね。そんなわけで今回は、この潜行深度についてちょっと触れたいと思います。

ポイントを攻めるための基本的な知識になりますから、この潜行深度というものを知っておくといいですよ。



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さて、潜行深度(レンジ)とは、“一定の速度で巻いてたら水面から~cmくらいの深さをキープして泳ぎます” という数値です。実はルアーの商品説明に書いてあります。ルアーメーカーのホームページでも確認できます。例えばアイマ コモモSF-125なら「0~30cm」アイマ サスケ裂波なら「70~90cm」という感じで。

この数値を把握することで自分がルアーを泳がせたいレンジをキープできるようになります。

 

遠浅サーフや河口などの浅い場所ではこの潜行深度が重要になります。例えば、水深100cmのところでは潜行深度100cm以内のルアーでなければ底にコツコツ、ズリズリと引きずってしまいます。

逆に言えば、潜行深度の違うルアーを投げてみるとそのポイントの水深を把握することができます

例えば、潜行深度70cmのルアーでは底にコツコツ当たるけど、50cmでは当たらないならその場所の深さはだいたい50~70cmくらいだな、というように見当がつくわけです。

 

それから、水深に合わせて表層、中層、低層といろいろなレンジを攻めることもできるようになります。

例えば下の図のように150cmの水深の場所であれば潜行深度30cmであれば表層、70cmであれば中層、120cmであれば低層を攻めることができるわけです。

[ 水深150cm ]

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ヒラメやコチを狙う場合は低層を攻めたいので上の図の場合は潜行深度120cmのルアーを選択して低層を攻めるという感じです。



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それからこの潜行深度を利用して底の地形を把握することもできます。

一定の深さを巻いてきたのに急に底にコツコツ当たる、またはその逆にコツコツしてたのに当たらなくなるときはそこにかけ上がりやかけ下がりがあることが考えられます。

つまりはルアーを投げる場所の水深とルアーの潜行深度との兼ね合いでルアーを選択するわけです。

同じフローティングのルアーでも異なる潜行深度というものがあります。潜行深度によって泳ぐ深さが違うということを意識してポイントを攻略されてみるとよいと思いますよ。

 

潜行深度(0~30cm)

 

潜行深度(30~40cm)

 

潜行深度(70~90cm)