前回は本の紹介だけずらーーっとしたので少しは私の読んだ本の感想を書いてみます。私が今手元にある本は上の2冊です。いずれの本もサーフからのヒラメ釣りでは超有名な方々が解説してくれています。昔、他にもいろいろ読んだんですが、すでに売ってしまい手元にありませんでした(^^;)



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まずこちらの本で、私が 「なるほどな~」 と思ったところは井上友樹さんが自分の水槽でヒラメやマゴチを飼って、捕食行動について研究されている部分でした。

概して釣りというのは経験則による情報が多いものです。海の中を見たわけでもないのに魚の動きを想像し、ああでもないこうでもないとアングラーそれぞれがそれぞれの持論を展開します。

ベテラン釣り師が磯釣りをしていて、「今潮がこう動いていて、だから魚がここに集まって・・・」というようなことを言い、実際に水中カメラを沈めてみたら言ってることとは全く関係ない状況だった、なんてこともあったそうです。それがいけないわけではなく、釣りとはアングラーそれぞれが想像を膨らませて楽しむものだと思います。

ですがこの本の中の井上友樹さんの場合は、実際に自分で釣りの対象となる魚を飼い、その行動を研究された結果を書かれていました。その内容や本の一部の写真をここに載せたいのですが、著作権などありますのでご勘弁ください。

とにかくヒラメはヒラメの習性、マゴチはマゴチの習性があることが書かれていました。私はこのような予想ではなく客観的事実から得られた情報は貴重だなと思います。

その他にもこの本の中では 『ヒラメのさばき方』 が写真付きで詳しく書いてあって、料理好きな私には嬉しい内容でした。それから遠浅サーフ・急深サーフや堤防、ヘッドランドなどいろんな場面でのヒラメの釣り方が書かれています。もちろんヒラメ用のルアーの詳しい紹介もあります。

もう一つ、私が面白かったのは、有名アングラー4名が10の質問に答える部分です。“釣れそう!と感じるシチュエーションは?” とか “隣で釣れたら近くで粘る?移動する?” とか “遠浅と急深、どっちがよく釣れる?” という質問に答えていきます。プロのアングラーでも意見が分かれていたり、バッチリ全員答えが同じだったり、面白いですよ。



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もう一冊がこれです。

こちらはとにかくイラストを多く取り入れて、どんなところをどんなふうに狙えばいいのかわかりやすく書かれています。それから見るだけでわくわくするような多種多様なヒラメ用のルアーが紹介されています。見ているだけで釣れそうな気持ちになりますね^^

この本では特に季節や時間帯(ヒラメのベストタイム・マゴチのベストタイム)による攻め方について書かれていて、とてもわかりやすかったです。それからいろんなエリアでの釣り方が紹介されていて、何度見ても 「なるほど、なるほど。」 というように見てしまいます。


とりあえず上記2冊を見れば、ヒラメ・マゴチ釣りについてけっこう深く知識を得られると思います。

なんだか釣れそうな気がするぅ~!

そんな気分にさせてくれること間違いなしです。

前回の記事

まだまだ寒い日が続きますね。私もなかなか釣りに行くには腰が重くなってしまっている毎日です。そんなときはぬくぬく暖かいおうちの中で本でも読みましょう。とりあえずサーフから狙うヒラメやマゴチ釣りについての本をずら――っとピックアップしてみました。一冊読んでおくと、何も読まないでサーフに出掛けるよりもいろいろなことに気づけますし、「なるほど!」 と実感として得られるものが出てきます。できれば2,3冊読んでおくと、内容に共通した部分が必ず出てくるので、「ここが重要なんだな~」 というように重要な部分が知識...