今回はフラットフィッシュを求めて大きな河川の河口へ出かけました。現場に着いたのは日も変わった真夜中1時頃。もちろんこんな時間に私以外に誰もいません。
※ 真夜中のサーフでの釣りを推奨しているわけではありません。私は大きな河川の河口で流されてしまい戻ってこなかった方を知っています。夜のサーフは様々な危険が伴いますので特に初心者の方はマネしないほうがよいかと思います。
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ルアーを投げて着水したあたりの水深が5メートル以上はあるようなので “沈むルアー” を選択しました。バイブレーションなどもありますが、私はシンプルに 『ジグヘッド+ワーム』 です。
今回は少し気分を変えて、いつものエコギア パワーシャッドではなく、静ヘッド(14g)にガルプ パルスワーム(レッド 4インチ)を使ってみました。
ガルプ パルスワームは集魚効果があるとされる匂いのする液体にワームが漬け込まれています。確かに魚の反応もよくこれまでもニベやクロダイなどいろいろな魚が食いついてくれていました。匂いがする分、フグの猛攻にあうのが難点ですが。
パルスワームはボディーのひだひだやしっぽがブルブル震えて起きる波動が強力にアピールしてくれるようです。
河口というのは、シーバスにしてもヒラメやマゴチのようなフラットフィッシュにしても一級ポイントです。
『困ったら河口へ行け』
と言われるくらい魚影の濃い場所です。
ちなみにそう言っていたのはヒラメハンターの第一人者 堀田光哉さんです。彼のDVD『鮃力』の中でよく言っている言葉です。サーフでヒラメを狙いたいなら是非一度は観てお勉強しておきたいところです。私も観て勉強させていただきました。
河口周辺であればどこで釣れるかわかりませんが(どこでも釣れる)、それでもわずかな変化を狙っていきたいものです。
今回釣りをしたのはこのようなサーフに流れ出た河口です。かなり大きな河川です。
河口の流れの近くを狙うのもいいでしょう。
河口からけっこう離れていても十分よいポイントです。
今回私は、下のようなワンド状の部分から沖へ払い出した流れを狙ってみました。
パルスワームをつけたジグヘッドを投げ、着底するのを待ちます。
着底したのを確認したら竿先をスーッとあげてルアーを底からリフトさせます。竿先をそのままにしてルアーをフォールさせ、再度着底するのを待ちます。
これを何度か繰り返したところで、
ゴッゴッ!
引き方でシーバスではないことがすぐにわかりました。フラットフィッシュで間違いない!!ヒラメか!!!
でもなんだかグイングインいっている・・・ (首振り)
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少しの間やりとりをしてランディングしたのは、
マゴチ 55cm でした。
「ヒラメじゃないのか~」と少し思ったものの、それでも美味しい美味しいマゴチさんです。超嬉しかったです。「また美味しい刺身が食べられる~♪」と、ルンルンで帰りました^^
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今回のヒットポイントはかけ上がり部分でした。
ある程度水深のあるサーフでは満潮、干潮の時に底砂がさらわれることで手前から何段かに段差ができています。上の図の赤丸の部分です。このような場所にフラットフィッシュが張り付いていることがあるので、リフト&フォールをするときなどは意識してみるといいかもしれません。
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