さて、中盤戦をこなしていくうちに魚がどんどん近づいてきます。あともう少しでランディング(陸にあげること)です。

 

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私のおすすめするポイントのようなサーフ(浜)から釣りをする中で一番注意しなくてはいけないのがこのランディングです。波が大きければ大きいほど注意しなくてはいけません。波打ち際でバシャバシャ暴れられると針が外れてしまう原因になるのでここでも“糸を弛めない”ということが肝心になります。波があると弛みがちになるので慎重に糸を張ってください。竿を横に倒して、できるだけ魚の口の高さに合わせるようにするとバシャバシャせずにすみます。

 

それから波打ち際まで来ると、もう疲れて元気がなかったような魚でも急に走り出すことがあるので注意が必要です。走り出しちゃったらまたリールを巻かずに待ちましょう。

 

波打ち際まで来た魚が「もう走り出す元気もないよ」とゆらゆら泳ぐようになったら、竿を横に倒したまま寄せ波にのせてランディングします。引き波のときにあげようとしてはいけませんよ!必ず打ち寄せる寄せ波のタイミングに合わせてランディングしましょう。

 

見ると浜には美しい魚体があがっています。ファイトの興奮と安堵感でいっぱいになります。ここでやっと自分の呼吸がハァハァと早くなっていることに気づきます。お疲れ様でした。あなたの勝利です(^^)

 

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ランディングができたら、すぐに“フィッシュグリップ”を口にかけて安全な場所までもっていきましょう。素手で魚体を掴もうとしてはいけませんよ!打ち上げられた魚とはいえ触るとビチビチ!と暴れます。シーバスならば尖った背鰭やエラ部分、ヒラメなら鋭利な歯、コチもエラのところにトゲがありとっても危険です。実は私も血だらけになったことがあります。思ってるよりもグッサリやられますよ。気を付けましょう!

 

それから魚の口からルアーを外すのは絶対に素手でやらないでくださいね!魚が暴れると自分の手にルアーが刺さりますよ!私も大変痛い目にあい、夜の救急外来で麻酔をして切開して取ってもらったことがあります。若い女性看護師さんに「しばらく釣り禁止ね!」と叱られました(*^^*)たしか治療代を7000円くらい払いました。そんなことにならないためにも必ず“プライヤー”で外してください。

 

ランディング後に必要なフィッシュグリップとプライヤーは必ず準備しておいてください。本当に大怪我をしてしまいます。とにかくランディング後はちゃんと道具を使用して、怪我をしないように注意してくださいね!