以前、夜な夜な河川でルアーを投げていました。岸から反対側の岸に向かって投げていました。その日は背後から少し風が吹いていてルアーがよく飛びました。
スポンサーリンク
何度か投げていると、
シュッ!
と少し強く投げすぎた感がありました。
案の定、対岸側から着水音が聞こえてきません。
あ、やべ・・・・・
そう思いおそるおそる糸を張ってみると、対岸に生い茂っている草からガサゴソ聞こえてきます。
届いちゃった・・・・・(泣)
その対岸はなかなか人が入っていけるような場所ではなく、夜ともなると真っ暗だし、とてもルアーを外して回収しに行けるような場所ではありませんでした。
しょうがないので私はルアーをあきらめることにしました。ラインを張って、ブチッ!
あっ!!!
なぜかルアーの結束部ではなく、ラインの途中で切れてしまいました。やっちまった。なにか傷でもついていたのか、変なところで切れてしまいました。
でももうどうすることもできません。川に入って回収しに行くこともできないし・・・。
あくる日、真面目な私は明るい時間に回収しに行くことにしました。
人が入らないような場所へ入っていくのはけっこう恥ずかしいもんです。はたから見たら、あの人はあんなところに入って何してんだろうと思われていたと思います。それでも私は切れてしまったラインと、そのラインの先についているルアーを回収するために生い茂る草をかき分けて突き進みました。
スポンサーリンク
途中で私の愛用しているピンク色のPEラインを発見!
生い茂る草の中をけっこうな長さのPEラインを回収しながら進んでいきました。
よ~し、これをたどっていけばその先にはルアーが・・・・・
ない…。
なんでだろ~~~。(これはいまだに謎)
周辺をどんなに探してもルアーだけは発見できませんでした。
とにかく長い長いPEラインだけは回収できたのでした。
回収してみたらけっこうゴッソリ。
ルアーは回収できなかったけど、ちゃんとPEラインだけでも回収できて良かった。
草ボーボーの中を大の大人がひとりで怪しげに何かを探してる絵を想像しただけでも恥ずかしくなっちゃうけど、愛する自然を汚すくらいならと、そんな気持ちでいました。ルアーはどこかにいってしまった、自然さんゴメンナサイ…。
というわけで、ルアーの回収も大事ですが、ラインが切れた時もちゃんと回収しましょうね。(ラインごと切っちゃう人なんていないか^^;)