e99baae381a0e3828be381be

最近は寒くて寒くて、釣りに行っていない釣り太郎です。

こんな私もルアーを始めた頃は、“でかいヒラメは寒い時期に釣れる!” という情報を得て、1月のド寒いときにも一生懸命、足しげくサーフに出掛けたことがありました。夜中でもヒラメが釣れるとわかってから、時間も関係なく夜中1時、2時に真冬のサーフへ出掛けたこともありました。

ですが今ではやりません。やっぱり体力的にしんどいからです^^; 一匹を求めてひたすらボウズが何日も続くことだってあります。これをカバーできるだけのやる気と根性があった初心者の頃は寒さなんて全然へっちゃらだったんですけどね。



スポンサーリンク

e586ace381aee382b5e383bce38395

ヒラメは真冬でも釣れます。でも、ポイントを選んで釣りをしないといけません。いろいろな方のブログでよく冬でもヒラメを釣りあげているのを見かけますよね。でもよく読んでみると釣りを始める前に必ず書いてますよ、「朝○時、▲▲ポイントに到着」 って。ヒラメを狙っているみなさんは自分のポイントをちゃんと持っているんです。どこでもいいわけではないんです。

ところで、冬場でも釣れるポイントってどんなところなんでしょうか。

私のイメージではポイントとは大きく次の2つに分けられます。

『地理的ポイント』『局所的ポイント』 です。



スポンサーリンク


『地理的ポイント』 とは広範囲にわたる地理的条件によって大きな潮の流れが発生する場所です。(例:岬の周辺、大きな海流がぶつかる場所、一定方向の季節風が当たる地域など)

具体的には、茨城県鹿島灘や静岡県遠州灘のような場所です。どちらも近くに犬吠埼や御前崎などの大きな岬があり、親潮や黒潮という大きな海流が当たる場所です。

e78aace590a0e5b48e

e5bea1e5898de5b48e

『局所的ポイント』 とは小規模の潮の流れの変化のある場所です。(例:沈み根や人工構造物周辺、河口周辺、離岸流、払い出しなど)

このようなポイントを狙うとヒラメが釣れる確率がグンとあがります。私は地理的ポイントの方が初心者には良いと思います。なぜならその地域全体がポイントだからです。どこにルアーを投げてもそこはポイントなので投げていればそのうち必ず釣れます。

それに比べ、局所的ポイントというのは “見る目” が必要になります。このポイントを見定めるのはある程度の経験が必要になります。

ベストポイントは地理的ポイントの中にある局所的ポイントを狙うことでしょう。例えば鹿島灘にあるヘッドランド周辺や遠州灘で発生する離岸流といった具合です。

以上のことはもちろん暖かい時期でも重要なことですが、冬場の寒い時期には沿岸の魚影が薄くなり、ポイントが絞られてくるので特に重要になります。

地理的・局所的ポイントの関連記事

ヒラメは潮の流れに乗って移動する←コレ
ヒラメの泳ぎ方の特徴を知れば、釣りにも何か役に立つ知識が得られるかもしれない。そう思い少し調べてみました。その結果、ちょっとしたことがわかりました。 大きなヒラメほどゆっくりと潜る 大きなヒラメほど水深の浅い場所を泳ぐ 大きなヒラメほど底からよく上昇する ヒラメは潮の流れに乗って移動する 沖で放流したヒラメは浅場を目指す今回のお話しはこんな感じです。ヒラメの沿岸来遊行動を解析する今回参考にした文献は『バイオテレメトリーによるヒラメの沿岸来遊行動解析  林 陽子 神水研研報第3号(1998) 』です。...