私は真っ暗な夜でもサーフでルアーを投げます。月のない夜は本当に真っ暗です。
先日もいつものようにサーフに出かけました。そのとき不思議な体験をしたのでご紹介します。
海の上に浮かぶ黒い人影
時刻は夜10時。
駐車場から波打ち際まで100mほどあります。
私はいつものように車で準備をして海の方向に向かって歩き出しました。
ここのサーフは昼間は人が来てにぎわうものの、夜ともなると誰も人が来るようなところではなく、ひっそりとしています。
辺りは漆黒の闇。
砂浜と海の境目に波が打ち寄せているのがわかる程度の暗さです。
波打ち際まであと50mほどまで歩いたとき私は異変に気付きました。
波打ち際から10mほど沖の海面の上に黒いものが見えます。
「なんだろ、あれ。」
「…..ひと?…人の形だ。」
「なんで?え?なんで?なんで?」
海の上のソレを眺めながら10秒ほど目を凝らしていました。
ソレはずっと視界に写っていましたが、ずっと海面に立っていました。
黒い人影の正体は
私は急に自分の右側が気になり今度はそちらに目を移しました。
ドキッとしました。
30mくらい離れた場所を誰かがこちら側に歩いてきていました。かなり近かったもののヘッドライトで照らしても暗くてあまりよく見えませんでした。しかし、それはちゃんとした本物の人間であることはわかりました。おそらくその人は海に何かの用事で来ていて、駐車場の方角に歩いている途中のようでした。
「あー、びっくりした。人が歩いてたんだ。」
と思い、もう一度海の方を見るともう海面の人影はなくなっていました。
私の第六感
ここまでの出来事をまとめると、
- 私は海に向かってまっすぐ歩いていた
- 私の90°右側から本物の人間が近づいていた(私は全く見えないし気づいていない)
- 私は海面に人影を発見して不思議に思った
- 私は右側の本物の人間に気付いた
- 海面の人影が消えた
以上の出来事について私はすぐに納得しました。
つまり、私の五感以外の第六感ともいうべきものが人間が近づいていること(異常事態)に気付き、海の上に人影を投影し私に見せることで、実際に人間が近づいてきていることを私に警告していた。
スピリチュアルに目覚めそう
私はガチガチの理系で宗教で言ういわゆる神も信じていません。幽霊なんてもってのほか。超能力なんて全部嘘だと思っています。…そうですね、思っていました。
でも、今回の出来事で少しだけ考えが変わりました。
もしかしたら、霊が見える人ってこういう第六感のようなものが鋭い人なのかもしれない。超能力だってそういうことなのかもしれない。
とにかく、人間には私の知らない不思議な能力があるんだと実際に自分が体験することで納得せざるを得ませんでした。
今までも夜釣りの不思議な体験はあった
思い返せば今までも夜釣りに行って、不思議なことは何度かありました。
真っ暗な中、なんか人の気配がするなーと思いながら釣りをしていたら、
- 100mほど離れたサーフで誰かが焚火をし始めた。
- 50mくらい離れた砂浜にカップルが座って話をしていた。
- 近くの岸壁から誰か人が顔だけ出してこちらを見ていた
ギョッとすることばかりだけど、私からは相手のことが目で見えるわけでも耳で聞こえるわけでもないのに無意識にその存在に気付いている。それが「なんか人の気配がするなー」とか「なんかいつもと違うなー」という感覚なんだと思います。
自分の感覚はけっこう当たっている
あなたも釣り場で「何かいつもと違う感じがする」というときはあなたの第六感が何かをキャッチしている可能性があります。それはけっこう当たっていると私は思います。
あなたにもそんな体験がありますか?