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川では意外と簡単になまずが釣れることは前回もお話ししましたが、そのなまずを食べちゃう人ってのはそうそういないんじゃないでしょうか?私は毒物以外はなんでも食べてみるのが趣味(?)なので、もちろんなまずも食べたことがあります。

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私の住んでいる地域では、田植えの影響でまだまだ川と海の濁りがとれません。さすがにもう釣りがしたくて仕方がない!!こんなときは濁ってても釣れてくれる “あいつら” を狙うしかありません。そう、うなぎとナマズです。ということで、近所の川に出掛けました。河口から5kmくらい上流です。川幅は20~25メートルほど、水深はおそらく1メートル弱だと思います。仕掛けは下の図のように超簡単です。オモリは中通しで8号くらいです。針はうなぎ針(13号)。あとは 『ペットボトル釣法』 というのがあります。これはペットボトルにライン...
今回も近所の川へ出かけてきました。またしてもペットボトルによるぶっこみ釣りをしてきました。狙いはもちろんうなぎとなまずです。関連記事現地に着いたのは夜の10時頃。そこから1時間ほど楽しんできました。前回と同じようにペットボトル釣法で餌はミミズでした。ミミズは現地調達。その辺の枯葉の下をガサゴソやればいくらでも出てきます。餌代ただ、仕掛け代もほぼ無し、なんて理想的な釣りなんだろう^^コツも何もあったものじゃないです。ミミズをつけてドボンッ!と仕掛けをぶっこむだけ。あとはペットボトルが動くのを待つの...



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以前、テレビ番組の『秘密のケンミンSHOW』で見たんですが、宮崎県延岡市ではなまずを食べる風習があるんですよね。生後100日目の「お食い初め」というお祝いの儀式として食べるんだそうです。「なまずのように大きな口で何でも食べて健康に育ちますように」っていう願いが込められているのだとか。

最近では漁獲量が激減し絶滅危惧種になってしまいそうなうなぎに代わって、なまずを食用として提供するお店も増えてきているそうです。そうです、なまず君はホントは美味しいんです。私も知っています。ただ、なまずの身はうなぎというよりは鯛って感じ。とりあえず今回はうなぎと同じように蒲焼にしてみました。

私のなまずレシピはまず “釣る” ところから始まります(笑)

どで~ん

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この時点でちょっと家に持ち帰ったことを後悔しますが、そこは根性を出してさばきます。「ホントは旨いんだホントは旨いんだ、この顔にだまされるんじゃない!」 と30回くらい唱えながらさばきます。

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が、お腹を開けた瞬間に ピッコロ大魔王 と遭遇!獣から魚までいろいろなものをさばいて食べてきた私ですが、さすがにこの色合いには絶大なる精神的ダメージを受けました。ここで包丁を一旦置いて、もう辞めちゃおうかと思ったけど、「ホントは旨いんだホントは旨いんだ、ピッコロ大魔王にだまされるんじゃない!」 とひたすら唱え続けました。ちなみにこのピッコロ大魔王はなまずの卵巣です。さすがにこれは食べる気がしないので捨てました(^^;)

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表面だけヌルヌルしているけれども、さばいて身だけになると本当にその辺の魚と変わらないです。ただ、少し脂分が多く、黄色っぽいです。

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グリルでじっくり焼きます。ある程度焼いたら、市販の蒲焼のタレを塗ってはひっくり返しを繰り返します。

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表面が少し焦げるくらいで、完成。今回はちょっと(というか、かなり)焼き過ぎました(汗)

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味の方はと言うと、皮がうなぎ、身が鯛。身は本当に白身でほくほくな感じです。あのグロテスクな容姿からは想像できないような淡白な味わいです。

ただし!やっぱり川魚です。少し臭みがあります。うなぎもそうですが、どうしても臭みが出てしまいます。臭みが出るので昔から山椒など香辛料をかけて “におい消し” をしていたわけですね。それさえクリアすれば、本当に上品な白身で美味しいです。

今回は蒲焼でしたが、てんぷらなど他の料理もいけそうです。
ということで、今回は滅多に見れないピッコロ大魔王の巻き、でした。