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※ こちらの記事では私とシラスウナギ漁の方とのやりとりがあります。この方とはいろいろな経緯がありお話ができるようになりました。もしも私のように漁をしている方へ話しかける時は漁の邪魔にならないように十分に配慮しましょう。

さてさて、シラスウナギ漁の横でいろいろと試した私ですが以下のことを試したわけです。

1) ルアーの泳がせ方の違いで釣れるのか
2) 青イソメを放り込めば釣れるのか
3) 集魚灯に集まる小魚を捕って針を掛けて泳がせ釣りをしたら釣れるのか。

どうだったのか報告です。

前回の記事

ルアーでの反応が悪いので浮き釣りをしてみた/真冬の魚はどこにいる?
前回、12月~1月にルアーでシーバスが釣れにくくなるという話をしました。今回はルアーで釣るのをあきらめ、浮き釣りを試してみました。餌は青イソメです。前回の記事まずは、河川の下流域のいくつかのポイントへ行きました。アタリなし…。次は夏に入れ食いだった河口内に出掛けました。しかしアタリはなく、静かに時間だけが流れました。あれほどいた魚たちはいったいどこに行っちゃったんでしょうか。参考記事次に港に出掛けました。港の中のいくつかのポイントを試しましたが、魚を釣り上げることができませんでした。ただ、浮きがピ...



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1) ルアーの泳がせ方の違いで釣れるのか

結果から言いますと、ルアーでは釣れませんでした。いろいろと試しましたが、集魚灯に集まる魚と同じスピードでルアーを泳がせると下の方からシーバスがフッと現れて鼻先までルアーに近づくとUターンして戻っていってしまいます。

いろいろなタイプのルアーを試した結果、一番反応がよく、フッキング(針が口に掛かること)しなかったものの、ガツンとアタックしてきてくれたのはエコギアのパワーシャッドでした。しかもゆっくりではなく、逃げ惑う魚のごとく、かなり早めに泳がせると好反応でした。

2) 青イソメを放り込めば釣れるのか

これは一発で食いつくだろうと思っていました。結構自信がありました。

ここぞとばかりに極太の青イソメをチヌ3号の針に掛け、ウロウロしているシーバスの中に投入しました。「ポチャン!」と水面に落ちた瞬間にバクッ!! かなと思ったものの、無反応・・・。少しずつ沈んでいく青イソメ。とうとう底に着くまでシーバスは目もくれませんでした。何度やっても同じでした。

おそらく完全に小魚狙いモードになっていたせいだと思います。目の前に極太の美味しそうな餌があるのに小魚でなければ完全無視です。よくシーバスの釣り方に 「○○パターン」 というのがありますよね。あれはたしかにそうだなと改めて思いました。彼ら(シーバス)は狙ってる獲物と違うものとなると、たとえ食べられるものでも無反応のようです。

3) 集魚灯に集まる小魚を捕って針を掛けて泳がせ釣りをしたら釣れるのか。

釣れない・・・ 何をしても釣れない。こうなったら実際に捕食している小魚を捕って餌にしてみよう。ということでタモ網でサッと小魚をすくってみると、小魚は “サッパ” でした。

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口に針をチョン掛けして、シーバスがバクンバクン!している激戦区へと投入しました。

と次の瞬間 バクッ!!!

やっぱり生の餌は違いました。一発で釣れました。

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丸呑みです。奥にサッパのしっぽが見えます。

その後も何度もサッパを投入して面白いように食いつきました。ですが不思議なことがありました。確かにちゃんと泳いでいるサッパなのに、生きが悪い、泳ぎが悪いサッパだと食いつかないんです。ひょろひょろ~とシーバスが近づいては離れてしまいます。

当初の私の予想としては、フィッシュイーターは泳ぎまわる小魚の中で弱っていて捕食しやすい小魚を狙って食いつくのかと思っていました。弱って群れからはぐれた小魚というイメージです。ですが実際は逆でした。元気にスルルルル~と泳ぐ小魚には反応よく捕食しますが、弱っている魚には反応が悪く、ルアーの時と同じように近くまで寄ってはUターンして戻って行っていました。理由はよくわかりません。弱った魚は食べちゃいけない、というような本能のようなものがあるのでしょうか。



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今回は集魚灯の周辺でルアーを泳がせたため、ルアーがシーバスにもよく見えて偽物だとバレやすかったのかもしれません。ですが12月、1月のような冬の寒い時期には 「底をスローに狙え」 などと言われることがありますが、私はそんなことはないかなと思えました。なにせ、私が見たシーバス達はとても元気で、非常に早く泳ぎまわる小魚に果敢にアタックしていました。

ただ、他の時期に比べ平均的に個体の大きさが小さいのがわかりました。よく冬の大型シーバスは産卵のために深場に移動すると言われています。私もそうだと思います。沿岸に残っているのは中型(60cm)以下のシーバス、またはなぜか産卵に参加しなかったランカーシーバスがごくわずかですがいるようです。どこかにそのランカーシーバスは残っているはずですが、絶対数が少ないためヒット率が極端に低くなっているのだと思います。

そして中型以下の小さいシーバスは小魚の後ろから追いかけて食いつき、大きいものほど底の方から喰い上げる食べ方をすることもわかりました。60cm以上ではほぼ喰い上げ型でした。

で、結局は冬場のシーバスの狙い方は私はよくわかりません。今年もよくわからないまま終わってしまいそう…。でも小さめではあるけれど元気なシーバス達がいることは確かです。そして冬場だからってスローにルアーを泳がせなくてもいいということもわかりました。寒い冬でもシーバス君達は元気です!

明るすぎる場所ではルアーは見切られやすい可能性もあります。電灯の近くの明るい場所ではなく、電灯から少し離れた暗いところを狙うといいかもしれませんね。一番いいのは明暗の境目とはよく言われていますよね。

あとはマッチザベイトで、ルアーの種類や大きさのチョイスの問題なのかもしれません。冬場に釣れるルアーがあれば教えてほしいです。^^;

2月になれば大型のシーバスが戻ってきてまた釣れ始めます。みなさんの釣果があったら教えてくださいね!^^

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