沖にテトラポッドなどが並んだ消波ブロックのあるサーフについてです。普通は外海に面した遠浅サーフに設けられていて、海岸の浸食を防ぐ役目があるそうです。つまり、波によって浜の砂が流されないようにしてるんだそうです。
下のような場所です。
こんな場所もシーバスやヒラメを狙いやすいサーフです。私の狙い方を紹介します。
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消波ブロック(防波ブロック)のあるサーフで私がルアーを投げるタイミング
これは満潮時のイメージ図です。
では以前、『ポイント探しのタイミング』 の記事でご紹介したように、ド干潮の時にこんな場所をのぞいてみましょう。
浅いところと深いところがよくわかるようになります。
濃い青の部分が “まわりよりも” 深くなっています。
実際に見た感じでもなんとなく分かると思いますが、テトラの間に向かって沈むルアー(バイブレーションやメタルジグ、ジグヘッドなど)を投げて、着水してから着底までの時間で深さがだいたいわかります。とは言っても、もともと遠浅のサーフです。深くても3mくらいです。
そして、(その場所にもよりますが)薄い青の部分は浅く、深くても50cm~100cmくらいでしょうか。
青色の境目が “かけ上がり” になっています。
これはルアーを投げてリフト&フォールをしながら巻いてくれば、急に浅くなり始めるのでわかります。つまり、フォールの時間が急に短くなるところがかけ上がりです。
参考記事(リフト&フォール)
シーバスもヒラメもこのかけ上がりを攻めることでヒットする確率が高いです。下の図の赤で囲った辺りです。
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特にヒラメはこのようなかけ上がりが好きです。シーバスもかけ上がりが一番の狙いどころですが、結構ヒットの範囲が広く、テトラの間ならどこでも動き回っているように思います。図で言うと白波の立っている辺りならどこでも釣れる可能性があります。
シーバス、ヒラメの両者に言えることは、かけ上がり部分とテトラの際がぶつかる辺り(つまりはテトラ帯の端ですね^^)が一番のポイントだということです。
私は干潮など潮位が低い時にここを狙います。
潮位の高い時は、かけ上がり以外の場所にも魚が散っていると私は思っています。たしかにかけ上がり以外の浅い場所でも釣れますが、ポイントが絞りきれず、あっちこっちルアーを投げてしまい時間が掛かってしまい効率的ではないので私はやりません。
潮位が低い時のほうがポイントにルアーが届くし、狙いも定めやすい。しかも魚が散らずに寄っている。ヒットする確率も高く効率的です。
ルアーを投げてみて、反応がなければ次のかけ上がりをどんどん攻める。これを繰り返しているとドラグがジジジとなるわけです^^
ちなみにどこの地域の消波ブロックでも潮位が低いときが狙い時なわけではないかもしれません。消波ブロックがどのくらい沖にあるのかで変わってくると思います。今回紹介した場合と逆に潮位が高い時のほうがかけ上がりがちょうどよい具合に水没してポイントになる地域もあるかもしれません。その場所に合った潮位を探してみるといいと思います。
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