私はルアーを始める前は、“ぶっこみ釣り” や “浮き釣り” をメインで楽しんでいました。
今回はちょっとブログの趣旨とは異なりますが、「私の浮き釣りと釣り方」 について書いてみたいと思います。やってみたことがない方も是非浮き釣りにチャレンジしてみませんか?^^
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私が使う浮きはいわゆる “自立型” といって、浮きを水に浮かべると垂直に自分で立つタイプです。浮きの先端に最初からオモリが付いています。
まずは全体像を書きましょうね。
以下、商品紹介をダダダっとします。参考にしてみてください。そのあとに「釣り太郎流ウキ釣りのコツ」も書いておきますね。
私が使っている竿
なぜこの竿かと言うと、私の浮き釣りの師匠からいただいたものだからです。とても使いやすいです。よく飛び、感度もよく、強く、そしてよくしなります。
道糸(PEライン 1.2号)
Rapala(ラパラ) ライン ラピノヴァX マルチゲーム ピンク 150m 1.2号
自立型電気浮き(2号)
ハピソン(Hapyson) 高輝度ラバートップウキ 自立タイプ 2号 YF-8602B
電気ウキ用リチウム電池
シモリ玉
浮き止め
サルカン(サイズ10または11)
ガン玉オモリ
チヌ針(3号)
道糸はルアーの時と同じPE1.2号を使っています。図のように浮きの上下に 『浮き止め』 と 『シモリ玉』 というものをつけて浮きの位置を固定します。サルカンの先に1.5mほどのハリス(私はナイロンンの5号くらい)をつけます。先端に針(私はチヌ針3号)をつけます。
ガン玉オモリは、釣り場の水深や流れの速さで量を調整します。基本的に私は麦粒くらいの大きさのガン玉(3B=1.0グラム)を2つ付けています。流れが速くて餌が浮いてしまいそうならオモリを追加します。ガン玉オモリは針にできるだけ近づけず、自然に餌がユラユラするようにします。私は針から50cm以上は離しています。
餌は青イソメでいいです。できるだけ大きいものがいいです。2,3匹を一度に掛けるとアピールも増すし、小魚による “餌とり” の影響を受けにくくて良いです。
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釣り太郎流浮き釣り最大のコツ
魚がより餌を喰い込みやすくするコツを書きます。これはけっこう重要です。市販の浮きというのは浮力が強すぎます。どういうことかと、こういうことです。
魚は餌をくわえると、すかさず安全な場所に戻ろうとして餌を引っ張ります。
このとき 浮きの浮力が強すぎると 餌が途中で千切れてしまい、針に掛かりません。
これを防ぐために浮きに細工をします。浮きの頭(光る部分)を外すと、本体の中が空洞になっているのがわかります。そこに、水回りの補修などで使うパテを少しずつ入れて重さをつけていきます。こうすることで浮きの浮力が減少して、魚が餌を引っ張った時の抵抗を小さくすることができるようになります。
少しずつパテを追加していき、下の図のように浮力が小さくなるように調整します。このとき、餌やガン玉オモリの重さも考慮して調整します。あまりパテを入れすぎると、餌をつけたときに自重で浮きが沈んでしまう恐れがあります。餌やガン玉をつけても浮いていられる量のパテを入れます。
※パテの中央は電池が入るスペースを開けておきます。
浮きの中にパテが入っています。
パテを入れる前の浮き
(浮力が大きく水面に頭が大きく出ている)
パテを入れた後の浮き
(浮力が小さく水面に出ている頭が小さい)
浮き下の長さ
その場の水深で調整します。河口内シャローの場合は50cm~1mでいいときもあります。比較的水深の浅い港などでは2ヒロ(腕一杯に2回広げた長さ)ほどにします。イメージとしては、餌が底を擦りながら浮きと共に流れに乗って移動していく感じです。
たまに竿をしゃくって糸を張り、浮きをわざと動かします。そうすることで餌に動きが加わり、このときに魚が食いつくことが多いです。
また、アタリがあって浮きが沈んでもすぐにあわせてはいけません。先ほども書きましたが、魚はまず餌の一部をくわえて逃げようとします。しばらくこの動作は続き、針が掛けてある部分を口の中に収めるまでに時間が掛かります。私の場合は、浮きが沈んで30秒待ってからゆっくりと竿をしゃくってあわせます。
アタリ方は、クロダイ・キビレなどの鯛類の場合、クイクイッ!と浮きが沈みます。シーバスの場合は斜め下に一気にスーーーッ!と浮きが消えていきます。浮き釣りはアタリがあってからあわせるまで、しばらく待っている間のドキドキとワクワクがたまりません。ぜひみなさんも浮き釣りの楽しみを味わってみてはどうでしょうか?
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