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しばらくファーストアタックに耐えていると魚がフッと止まる頻度が増えてきます。このとき、糸が張った状態をしっかりキープしてください。必要ならリールを巻いてください。

リールを巻いてる間に魚がまた走り出したらすぐに巻くのをやめて、勢いが弱まるまで待って耐えてください。そしてまた勢いが弱まったらリールを巻くというのを繰り返します。



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ポンピングという巻き方がありますが、私はやらない方がいいと思います。ポンピングとは竿をグーっと起こして魚を寄せては竿を倒して糸を巻き取るという動作です。大物のヒラメならば底に張り付かれるのでポンピングもありですが、通常はやめた方がいいです。

理由は簡単です。糸が弛む瞬間ができるからです。

例えば、もしもあなたの指に釣り針が軽~く引っ掛かっているとします。手をブルブルっと振って指から針をはずすことができます。ところが針についた糸がピーン!と張られていたらいくら振っても指から針ははずれませんよね?同じ原理でポンピングはファイト中に糸が弛む隙を作ることになるので私はおすすめしません。

また、私がこれまで何度も“糸を弛めてはいけない”と言っているのはこの理由があるからです。

魚が逃げて糸が出たり、勢いが弱まってリールを巻いたりを繰り返してるうちに少しずつ近くに寄ってきます。焦らなくても大丈夫です。糸さえ張っていれば何度魚が行ったり来たりしても外れることはありません。しっかりと逃げさせて、しっかりと巻き取るを何度も落ち着いて繰り返しましょう。

さて、いよいよ後半戦になっていきます。実はここからが意外と難しいんです。私も中盤戦までは魚とのファイトを楽しむものの、この辺から本気モードになります。

次回は集中力の必要なエキサイティングな後半戦をお送りします。

4.後半戦(ランディング)
さて、中盤戦をこなしていくうちに魚がどんどん近づいてきます。あともう少しでランディング(陸にあげること)です。 私のおすすめするポイントのようなサーフ(浜)から釣りをする中で一番注意しなくてはいけないのがこのランディングです。波が大きければ大きいほど注意しなくてはいけません。波打ち際でバシャバシャ暴れられると針が外れてしまう原因になるのでここでも“糸を弛めない”ということが肝心になります。波があると弛みがちになるので慎重に糸を張ってください。竿を横に倒して、できるだけ魚の口の高さに合わせるよ...