以前、私のおすすめのポイントである港の外についてお話ししました。今回はもう一つおすすめのポイントを紹介します。

それは ヘッドランド です。

headland
出典:茨城県HP

※釣り太郎は茨城在住ではありません。



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これは釣りのポイントとしてけっこうネットのいろんなところで紹介されていますが、やはり私も紹介します。なぜなら私が紹介した港の外のポイントと共通点があるからです。

以前私が書いた 港の外のポイント についての記事と、茨城県のHPの 「茨城県南部の鹿島灘海岸 ヘッドランド周辺における水難事故について」 のリンクをご覧いただければ共通点がわかるかと思います。

2つの場所の共通点として、潮がぶつかって沖に払い出した流れがあります。さらにそこにストラクチャー(障害物=テトラ、沈み根など)があります。こんな場所にはシーバス、ヒラメが必ずいます。

茨城県のHPでは水難事故の注意喚起ですが、「潮の流れ」について強いメッセージで書いています。

こちらは立ち入り禁止らしいので入らないように!!

私が紹介した港の外のポイントも同じく「潮の流れ」がある場所です。ヘッドランド付近で遊泳することは危険ですが、立ち入り禁止でなければ、釣りに関しては絶好のポイントとなります。理由は港の外のポイントで説明したとおりです。

私もルアーを始めて、魚が釣れる場所(ポイント)の共通点が見えてくるまで、ヘッドランドなんか目にも止まったことがありませんでした。なんで浜にあんなものがあるんだろう、くらいにしか思っていませんでした。

ちなみにヘッドランドは海岸の砂が流れていくのを防ぐため、または離岸流の発生を防ぐためにあるそうです。長~い砂浜だと流れと流れがぶつかって、岸から沖に向かう川のような潮の流れ(離岸流)が発生してしまい、遊泳者が沖へ流されてしまう事故が起こります。そこでヘッドランドであえて沖への流れを作り、ビーチでの離岸流発生を抑制してくれるわけです。



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さてさて、グーグルマップであなたの近所を見てみて、ヘッドランドはないですか?上の写真のような大きいものじゃなくてもいいです。もっと小さくても大丈夫です。そこが一つのポイントになりますので探してみてはいかがでしょう。ちなみに私の近所には長さ20mくらいの小さなヘッドランドがありますが、釣れます^^

ヘッドランドでの攻め方は港の外のポイントと同じです。お試しあれ。

近所にこのようなポイントがあった場合は何度か通ってみてください。ヘッドランドといっても大きさ、深さ、様々なので、そのポイントで釣れやすいちょうどよい潮位があります。流れがしっかり出る潮位、ストラクチャーに魚がつきやすい潮位があります。その辺を探ってみるのもルアー釣りならではの楽しみかもしれません。

私はスマホのアプリの しおどき というのを使っています。見やすくて便利です。

こんなの↓

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これで釣れた時の潮位を確認しておくといいですよ。次回同じようなタイミングで同じ場所でルアーを投げるといいことが起こる可能性が高いです^^

ちなみに流れのある場所は本当に危険ですから絶対に立ちこみ過ぎないように!

※ 記事追加しました

前回、サーフでルアーをする際のポイントとしてヘッドランドを紹介しました。少々雑な説明だと思ったので私なりに絵を加えてもう少しわかりやすく書きます。私のおすすめの 「港の外のポイント」 と 「ヘッドランド」 には共通点があると書きました。絵で書いちゃうとこういうことです。(ベイトとは餌となる小魚のことです)【港の外のポイント】【ヘッドランド】どちらも横の緩やかだった潮の流れが障害物にあたり、狭い範囲に勢いを増しながら沖へ流れ出ていきます。そして、そこに沿うようにしてストラクチャー(テトラや岩など)...