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※ こちらの記事では私とシラスウナギ漁の方とのやりとりがあります。この方とはいろいろな経緯がありお話ができるようになりました。もしも私のように漁をしている方へ話しかける時は漁の邪魔にならないように十分に配慮しましょう。

私はウナギ釣りもします♪

天然ウナギ 美味しいですよ!

今回は私が “シラスウナギ漁” の横で観察したシーバスやヒラメの捕食の様子について話したいと思います。



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私の住んでる辺りでは年末からゴールデンウィーク辺りまで “シラスウナギ漁” が行われます。南太平洋で生まれたウナギの稚魚(シラスウナギ)が海流にのって日本の沿岸にやって来たところを採捕する漁で、この漁で捕れたシラスウナギを養殖業者が買い取り、大きく育てるわけです。

シラスウナギは夜に水面を非常に明るいライトで照らしているとニョロニョロ~と水面を泳いでやってきます。そこをタモ網ですくうわけです。

私がいつも釣りをする港でもこの時期の夜になると、港のいたるところで集魚灯がゆらゆらとみなもを照らしています。

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私は興味津々で、漁をしているおじさんにお願いして横で見させてもらいました。明るいライトにおびき寄せられて、シラスウナギ以外にもいろんな種類の小魚が集まってきます。その中からササッとシラスウナギだけをすくって水を溜めた容器に移していきます。

見ていると10cmくらいの魚(ボラなど)も集まってきます。

その時です。

バクンッッ!!!

光の届かない深い場所から大きな魚が一瞬現れてすぐにUターンして消えていきます。そして泳いでいたはずの小魚が消えています。

もしかしてと思い、おじさんに聞くと「スズキだよ。いーっぱいおるよー。たまにヒラメもおるよー。」と言ってる間にもバクンッ!バクンッ!とやってました。おじさん曰く、いつものことだそうです。



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ライトで照らしてる範囲だけで4,5匹はいる感じです。深いところにいるので姿は見えませんが、確実に下の深いところで小魚を待ち構えているのがわかります。

そこで私はおじさんに「ルアーを泳がせてみていいですか?」とお願いしました。「いいよー。」ってことでワクワクしながら泳がせてみました。これなら簡単に食い付くだろうと思っていました。

………食い付きません。

周りを泳いでいる小魚と同じ速さで泳がせてみたり、あえてスピードを変えて泳がせてみたりしましたが食い付きません。たまにバッ!と現れるけれど、ルアーが鼻先につくくらいで戻ってしまいます。完全に偽物だとバレていました。その後も、小魚そっくりなカラーのルアーに変えたりいろいろしたのですが、何をしてもダメでした。

その時思ったこと。

シーバス(スズキ)は下から喰い上げる。横から追いかけるというより、下から喰い上げる。実際、横から小魚を追いかけて食べる姿は一度も見られませんでした。そして人間が(すくなくとも私が)思っている以上にルアーを見切っている

シラスウナギ漁のおじさんたちが口々にこう言います。

「こんなにスズキがいるのになんでルアーやってる人は釣れねーんだぁ???」

私はこの一件でたくさんの知識を得ることができました。

ルアーで釣りをするヒントが何かあると思いませんか?

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