アカエイ釣りから料理まで!驚きの美味しさを発見したアカエイの魅力
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注)この記事は12月に書いて公開するのを忘れていたものです。
アカエイは釣れてもリリースするもの
サーフでルアーを投げているとたまにアカエイが掛かって大変なことになります。特に河口の近くはアカエイがウジャウジャいます。私は釣ってもなんだか気持ち悪いし怖いのでそのままリリースしていました。食べるなんて微塵も考えたことがありませんでした。
アカエイを食べようと思ったきっかけ
以前からアカエイは食べられるということを耳にしたことがあったのですが、実際に食べてみようと思ったきっかけはYouTuber わっさむさんの「わっさむチャンネル」の下の動画を見たからでした。
「うおっ!女性なのに巨大なアカエイ釣り上げて、しかもさばいて食べてる!すごいアクティブな人だなー。」「なになに、そんなにアカエイって美味しいの??え、じゃあ私も食べてみたい!」
そう思って、いてもたってもいられなくなり気づけばスーパーでサバを買って近くの漁港に出掛けていました。
アカエイ釣れればドラグがジジジ!
仕掛けは単純です。うなぎ釣りと同じ。
針はチヌ針でもなんでもいいです。餌はサバでもサンマでもいいのでライターくらいの大きさに切って針に付けて投げます。投げたら糸を軽く張るくらいに巻いて竿をどこかに立て掛けます。ここで大事なのがドラグをゆるゆるのゆるゆるに緩めておくこと。エイは重量感がすごいのでドラグを緩めないと、いざエイが釣れた時に簡単に竿ごと持っていかれます。(私も持っていかれて一本竿が消えたことがあります。)
ドラグをゆるゆるにしておけば、いざアカエイが釣れるとジジジジジーと糸が出ていくので鈴とか付けなくてもすぐにわかります。
いざ実釣!
今回私は竿を2本持って小さな川の流れ込む港にやってきました。
餌のサバをつけて投げて、あとはひたすら待つ。私は岸壁に車を横付けして、いつでもジジジ!が聞こえるように運転席の窓を開けて車の中でスマホでも見ながら待ちました。
20分くらいしたとき、
ジ.. ジジ.. ジジジジジ…
ジジジジーーー!!
きたぁーーー!ということで重量感たっぷりのアカエイと5分ほど押したり引いたりの格闘をして釣り上げました。
アカエイは尾びれの棘がとても危険なので十分注意してください。私は釣り上げてすぐに尾を切ってしまいました。
アカエイを料理する
今回はヒレの部分を食べてみました。こんな感じに切りました。
断面はこんな感じです。けっこうサクサクッと切れやすかったです。あと皮の表面に砂とかヌメリがたくさん付いているのでたわしなどで取るといいです。
一応こんな風に切り分けました。
右2つはそのまま塩焼きに、左の1つは先に酒に10分ほど浸してから(クックパッッドに書いていたから)よく拭き取って焼いてみました。味の違いがあるのか調べるために2通りで塩焼きをしてみました。
アカエイを塩焼きで食べてみた
さっそく両面に塩を掛けてグリルに置いて焼いてみました。
グリルに置いて焼いてみると下の画像のようにクルンクルンに巻いちゃいました。私はどちらかというとしっかり焼きたい派なので少し長めに焼きました。
ん~、お皿に盛ってみたけど正直あんまり美味しそうには見えませんね。
アカエイの塩焼きを食べてみた
ビックリしました。非常に美味しい。かなり意外だった。
こんな感じで繊維が長く、軟骨もコリコリしてて美味しい!
私はアカエイは生臭いんじゃないかと想像していたんですが、実際はそんなことない上に旨味が強い!他のどの魚よりも旨味が強い!どのくらいかというとタコです。タコって噛めば噛むほど旨味出るじゃないですか。あれに似ていました。
アカエイの塩焼きの味、他にも何かに似ていると最初に食べた瞬間から思っていました。そして気付きました。ある魚にそっくり。それは…
ごっこ。(ホテイウオ)
ホテイウオは北の海で獲れます。詳しくはググってみてください。
私は生まれが北海道なので何度か食べたことがあってとても好きです。あれと味も食感もそっくりでした。そう思いながら小学生の娘にアカエイの塩焼きを食べさせてみたら、
娘「なんか食べたことある気がする…」
私「ごっこ?」
娘「そう!それそれ!」
ってな具合で意気投合。
たくさん食べるには味が濃いので食べ飽きちゃうかもしれないけれど、たまに食べるには良いと思いました。
ちなみに焼く前に酒に漬けても漬けなくても別に味に違いはありませんでした。
唐揚げにもしてみた
川で釣れるアカエイは時に臭みを持つことがありますが、今回私が海で釣り上げたアカエイは、その新鮮さと無臭さに驚かされました。とても美味しく、ぜひまた挑戦して、他の調理法でも味わいたいと思います。
そんな折、YouTubeでエイヒレを美味しく調理する動画を発見しました。エイヒレは異なる調理法で、また違った美味しさを楽しむことができます。次回はこのエイヒレの料理に挑戦しようと、わくわくしている釣太郎です。
次回の釣りと料理の冒険、楽しみにしていてくださいね~♪