港のポイント探しに浮き釣りを
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私は“ぶっこみ釣り”や“浮き釣り”も好きです。夜に電気浮きでやることがほとんどですが。
シーバス、クロダイ(チヌ)、キビレ(キチヌ)が釣れます。
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ルアーと違いゆったりと釣りができていいですね。ガスコンロとヤカンを持参して、カップ麺を食べたりコーヒーを飲んだりしながらの釣り。最高です☆
ぶっこみ釣りというのは、オモリの先にハリスと針というシンプルなスタイルで、餌をつけてドボンッと投げるだけです。
浮き釣りはご存じかと思いますが、浮きの下に餌をつけて流します。私の場合は潮の流れに乗ってゆったりと浮きが流れる場所を選びます。それは経験上そういう場所に魚がいるからです。細かいポイントはまた今度に話しましょう。
ぶっこみ釣りが餌の位置の動かない「点の釣り」だとしたら、浮き釣りは餌がふらふらと流れる「線の釣り」になります。やっぱり広範囲に「線」で攻める浮き釣りのほうが釣れますね。
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そして何よりも浮き釣りには大切なメリットがあります。しかも2つあります。
① 潮の流れがわかる
釣り全般に言えることですが、ルアーフィッシングの本やサイトでも潮の流れというのが重要だと書かれています。でも、ルアー初心者には潮の流れと言われてもよくわからないもんです。そんなときは浮き釣りをしてみるとわかります。
釣りをあまり知らない友人を連れて釣りにいくと、海面を見て「潮、こっちに流れてるねー」なんて言いますが実際は逆に流れていたりします。意外と表層と底のほうでは流れが逆だったりするんですよ。浮き釣りをするとそれがよくわかります。
港の中というのはいろんな流れが発生しています。気になるポイントで浮き釣りをしてみれば、そこの潮の流れを把握することができます。しかも浮きがピョコピョコと小さく沈む時は小魚がいる証拠です。私はそんな場所をピョコタンポイントと勝手に言ってますが、そういう場所にはそんな小魚を狙う大物がいます。で、そういう場所でルアーを投げると釣れたりします。
② 魚がいるポイントがわかる
上でも書きましたが、ピョコタンポイントってのがあります。潮の流れにまかせて浮きを流していると、決まって同じ場所で小魚が餌をつついてピョコピョコ浮きが沈む場所があります。そんな場所にはかけ上がりがあったり、底に根や障害物があって、魚が寄り付きやすい場所なんだと思います。そういうポイントを自分で開拓できるのも浮き釣りの楽しみかもしれません。
それから当たり前ですが、浮き釣りでシーバスが釣れた場所はルアーでも釣れます。私はそうやってランカーサイズ(80cm以上)を釣り上げています。ついでに言うと、1年を通して浮き釣りをやっていると、季節や天候、潮の干満による小魚の動きや潮の流れを把握できますよ。これはシーバスやヒラメを狙う時の情報として大切なものだと思います。
そんなわけで、私はたまに浮き釣りをしています。釣りを楽しみながら海の中の状況を想像するのも楽しいですよ。
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