前回の記事で釣った81cmのシーバスの魚拓をとりました。
今回は 釣り太郎流の魚拓の取り方 をご紹介します。
まず言っておきますが、今回の魚拓は失敗でした~(汗)
ちょっとね、墨の塗り方雑すぎて・・・汚い(^^;
こんな感じで作ってるんだ~という感じでご覧ください。
では、いってみましょー。
ちなみに必要な新聞紙と布は前もって用意しておきましょう!途中で準備してる時間はないですからね!
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1.新聞紙に魚を置く
まずは新聞紙の上に魚をのせます。生きてると大変なのでお亡くなりになってもらってからにしてください。床が濡れちゃうので新聞紙は3,4枚重ねて用意します。
2.余分な水分を取る
水分やヌメリが残っていると綺麗に墨がのらなくなるので、あらかじめティッシュペーパーなどで表面の水分やヌメリをとります。エラ蓋やヒレに水分が残りやすいのでしっかり取ります。(今回は撮影に気が回ってしまい、ここをしっかりやらなかったのが失敗の原因です^^;)
3.墨汁を塗る
※ここが一番大事です。
習字で使う墨汁をティッシュペーパーに含ませて全体に塗ります。(本当はスポンジとかのほうがいいかも)
このとき 背中を濃く、おなかを薄く塗る と仕上がりに濃淡が出ていい感じになります。ヒレもしっかり広げて塗ります。背びれは閉じてしまっているので指で開きながら塗ってあげます。顔や唇もしっかりと塗ってあげます。あまり焦る必要はないですが、乾かないようにできるだけ手早くやります。
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4.別の新聞紙に乗せ換える
墨汁を塗るときにどうしても魚から墨がはみ出てしまうので、ここで一旦別の新しい新聞紙に乗せ換えます。そして体裁を整え、ヒレをしっかり広げてあげます。ただし、背ビレだけはどうしても閉じているのでこのまま進みます。
5.布をかぶせる
和紙などでも良いと思いますが、釣り太郎は余ったシーツや布きれを魚のサイズに合わせて切って使ってしまいます。大きめに余裕を持った大きさの布を用意します。できれば二人で布を持ってゆっくりと魚にかぶせます。
かぶせたら手で体中をなでるようにしてゆっくりと布に転写させます。顔、唇、エラ、各ヒレ(背ビレ以外)を入念に転写してあげます。体の表面だけでなく、背中、おなかのほうまでしっかりやって撫でてあげます。
最後に背ビレを指で広げながら、布に転写させてあげます。
6.布をはがす
頭のほうからゆっくりと布をはがしていきます。そしてどこか適当なところに掛けて乾かします。
7.目入れ
実は魚拓の目って人が書いてるんです。そしてこれが難しい!これは本当に魚の目をよーく観察して描くしかありません。少女漫画の目のようにキラキラ部分を入れるのがコツです。魚の目は実は微妙に楕円であったり、まぶたのようなものがあったり、よく見ると気づかなかったことがたくさんあります。
8.文字書き
あとは、魚種や釣った場所、日時、重量、釣り人の名前などなど、好きなことを空白の部分に筆ペンで書いてあげます。
こんな感じで私は魚拓をとっています。
どんなに下手な魚拓でも、自分でとった魚拓は愛着がわきます。
魚拓を見るたびに、釣り上げたあのときの光景や気持ちがよみがえります。みんな私の宝物たちです。
メモリアルフィッシュを釣り上げた時は悪戦苦闘しながらでも是非ご自分で魚拓をとってみてはいかがですか?
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⇒ 釣果写真にメジャーがないってどうなの?(私が噴水の中のごみをつつきまくった理由 そして魚拓とコラボ)
他にもいろんな記事に「釣り太郎流魚拓の作り方」で魚拓を作っているので見てみてくださいね~(^^)