サーフってのは “浜” ってことですね。
簡単なようですが私が初心者だった頃はこの横文字にピンと来なかった覚えがあるので一応ご説明を。
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私もルアーを始めるまであまり意識したことがなかったんですが、サーフの地形には実は大きく分けて2種類があります。けっこうこれ、ルアーで釣りをするなら大事だったりします。ルアー初心者の方はまずサーフの地形には大きく2種類あるんだということを知っておきましょう。
遠浅サーフ と 急深サーフ です。
遠浅(とおあさ)、急深(きゅうぶか)と読みます。
あなたの地域のサーフはどちらでしょうか?意外と意識してみないと知らないものですよね。
結果から言うと、ヒラメやマゴチといったフラットフィッシュを釣りたいならルアーをできるだけ底に近いところを泳がせたいので、急深サーフでは沈むルアーを選択する必要があるわけです。たくさんのサイトでいろんなタイプのルアーが紹介されていますが、初心者の方は迷いますよね。
私もあれこれ試してお金をたーっくさん使いました(^^;)釣れないことが続くとカラーが悪いんじゃないかと同じ種類のルアーの色違いを買ったりして…、そうしているうちにどんどんルアーが増えていきました。でも結局はこれだけ使ってりゃいいというものに落ち着きました。
そんなわけでここではこれからサーフでルアーを始める方にこれだけ使っててもちゃんと釣れますというルアーを書いておきます。
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【遠浅サーフの場合】
波打ち際から徐々に深くなっている地形のサーフです。
ルアーを思い切り投げて届く範囲でも水深が2m以下でしょうか。岸から10~50メートルくらい沖のほうで波が起きているような場所です。サーフィンをやっている場所は大体このような場所ですね。
ルアーは“ima サスケ 裂波(れっぱ) 120”です。カラーは昼でも夜でもレッドヘッドで大丈夫です。このルアーは大体1mくらい潜るので、ルアーを引いててコツコツコツと底に当たるようなら潜りすぎですので“ima コモモ 125”に変更してください。こちらは水面下30~50cmくらいを泳ぎます。または、“ima コモモ SF-125”(水面下0~30cm)ですね。
そんな浅いところで釣れるの?と思うと思いますがちゃんと釣れます。ヒラメは基本は底にいますが、実は頭上数メートルを泳ぐ小魚に果敢にガンガンアタックしますから、遠浅サーフではシーバスでもヒラメでもこの3つのルアーがあれば大丈夫です。
【急深サーフの場合】
波打ち際からいきなり深くなっている地形のサーフです。
特徴としては波打ち際で波がざっぱーん!というような場所です。いきなり深くなりますからウェーダーを履いてても危険ですから波打ち際には絶対に立ち込まないようにしましょう。私も調子に乗って危ない思いをしたことがあります。波の力はものすごいですよ。
シーバスであれば遠浅サーフと同じルアーで釣れます。ただし、ヒラメやマゴチといったフラットフィッシュを狙うのであれば、底から50cm~1mくらいを泳がせたいので沈むルアーを選択します。“カルティバ アックスヘッド”に“エコギア パワーシャッド”をつけて投げましょう。
“アックスヘッド” は3/8ozまたは1/2ozというサイズがいいです。(1oz≒28g) 風の強さや潮の流れなど様子を見てサイズを変えてみましょう。
“パワーシャッド” は4インチという大きさで色は赤系やピンク系が良いです。特に上の写真にあるように「鮃レッド」というカラーを私は愛用しています。
エコギア(ECOGEAR) ルアー パワーシャッド 4インチ 111 鮃レッド
他にもルアーは多種多様にありますが、まずはこれを投げれば問題ありません。投げて着水後、底まで沈めたら一度竿先をふわっと上げてルアーを浮かせます。そしてそのまま底から50cm~1mあたりを泳ぐイメージでリールを一定のスピードで巻きます。早く巻きすぎると浮きすぎるので、たまに巻くのをやめて底に落とすというのを繰り返します。
ただ、遠浅サーフにしても急深サーフにしても闇雲に投げてもなかなか釣れないんですよね。私が初心者だった頃は本当に釣れなくて苦労しました。釣れるまでやってやるー!ってもうほとんど意地になってやってました(笑)
なぜ苦労したのか、私の経験から初心者の方がまず一匹釣るにはどうするべきか、次回お話しします。
ちなみに前にも言ったようにルアーや道具などの売ってる場所(店舗、ネット通販)で値段がいろいろと違うので比較してみてください。特にルアーの釣りに慣れないうちは糸が切れてしまったり、どこかに引っかけてしまったり、かなりの数のルアーをロストしちゃうと思います。消耗品のようなものですので、できるだけ安く購入したほうがいいと思います。
参考記事
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