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私はときどき、ルアーにあまり詳しくない友人を釣りに誘います。

そんなルアー初心者と言ってもよいような友人と一緒に釣りをしていると色々なことに気づかされます。「ああ、自分も最初の頃はそうだったなー」なんて思います。今回はそんなお話を。



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“ぶっこみ釣り”“浮き釣り” であれば、私が餌を付けてあげて、あとはは友人に適当に投げてもらいます。しかし “ルアー” となると毎回私が投げて、ハイ巻いてね!なんてやってられないので自分でやってもらいます。

そうすると必ず起こることがあります。

ライントラブル です。

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まーーーーホントみなさんやらかします。

ですから私はルアーを投げている時間よりも友人のラインをほどいてあげてる時間がほとんどです。そんなこともあろうと、友人と釣りをするときは必ず竿を2本持って行ってます。私がラインをほどいている間にもう一本を投げてもらってます。

さてさて、このブログを見てくださっているルアー初心者の皆さんもライントラブルで困っているんじゃないでしょうか?私もルアーを始めた頃はいつもいつもライントラブルに見舞われていました。

私には指導してくれる先輩ルアーマンなんていませんでしたので、なんでラインが絡まるのかよくわからず悪戦苦闘していました。ですが、今ではほとんど皆無といっていいほどライントラブルが起こらなくなりました。今回はこのブログを読んでくれている方のライントラブルが少しでも減るように私なりにわかったことを書いてみたいと思います。

では、私がライントラブルを防止するために意識していることを挙げます。

注意する点は大きく2つに分けられます。

  1. ラインを緩ませない(操作)
  2. リールの準備をしっかりする(装備)

ラインを緩ませない(操作)

ラインが緩んだままリールを巻く

PEラインが絡まってしまう1番の原因は、ラインが緩んだ状態でリールに巻き込んでしまった時に発生します。正確に言うと、緩んだ状態で巻くことでラインが絡まるきっかけができてしまいます。それに気付かずに再度ルアーを投げたときに ごちゃっ! となってしまいます。

PEラインはナイロンラインと違い、とにかくフニャフニャです。ナイロンラインはコシがあるので意識しなくてもリールを巻けばすんなりリールに収まりますが、PEラインはフニャフニャになったままリールに戻ってしまいます。

『 フニャフニャな状態を作らずにリールを巻く 』

これが最重要です。



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ですが初心者の時はなかなかこれに意識がいきません。ルアーのほうにばかり意識がいくからです。ものすごく簡単なことなんですが、わかっちゃいるけど、どうしても忘れてしまって、ある時 「あ”!!!」 となるわけです。

ルアーが着水したら、リール周辺や竿のガイドなどでラインがフニャフニャになることがあります。このような状態でリールを巻くと、ぐしゃぐしゃとなって収納されます。ここにライントラブルの “種” ができます。そしてそれに気づかず再度ルアーを投げた時に 「あ”!!!」 となるわけです。

ですから、ルアーが着水したら必ずサミングを行います。ルアーが着水したら必ず竿をスッと立てるなどしてラインの緩みを取ってあげることです。これを無意識にできるように習慣づけてください。これだけでライントラブルは激減します。

風でラインが緩む

次に重要なのが “風” です。

初心者の方はあまり意識したことがないんじゃないでしょうか。私も最初の頃は風がライントラブルに関係があるなんてちっとも気づきませんでした。上で話したことと関係があるんですが、風が吹いているとラインが緩むんです。向かい風の時と横風のときが特に要注意です。

<< 向かい風 >>

シュッ!と投げたルアーは風の抵抗によって減速します。が、ラインは勢いがついたままなので出ていこうとします。ここで緩みが発生します。それに気づかず巻いてしまうと・・・ 「あ”!!!」 です。

<< 横風 >>

ルアーを投げる時、またはルアーが着水して巻くまでの間に、横風によってリール周辺や竿のガイドとガイドの間にたるみ(緩み)ができます。これに気づかず投げたり、巻いたりすると・・・ 「あ”!!!」 です。

ひどい時はライントラブルが起きる前にリールやガイドにラインが絡みついて、それに気づかずルアーを投げると ブチッ! と切れて飛んで行ってしまいます。横風の強い時は相当用心したほうがいいです。

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リールの準備をしっかりする(装備)

リールにはラインを巻きつけるスプールというドラム状の部分があります。

こんなのです。

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そこにラインを巻きすぎるとライントラブルが起きます。かなりおおげさに描くと下のようになります。

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この状態だと、ルアーを投げた時にスプールから溢れた部分の糸が一挙に出てしまうことがあります。ですので、スプールの直径よりも太くまかないようにします。

逆にこんな場合はどうでしょう。大きな段差ができています。

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この場合はライントラブルになる可能性は低いですが、出ていくラインがスプールの上の部分に引っ掛かり、抵抗が大きいため飛距離が出ません。これはかなり影響が大きく、飛距離が激減します。

通常は下のようにスプールよりも数ミリ細く巻いてあげるとよいです。

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その他にリールの性能として、ラインを巻いたときに下のようになるものがあります。平行に巻けない状態です。

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このようなリールはいいことが何もないので新しいものを購入しましょう。我慢して使っても、高いラインやルアーを失うことになり、かえって高くついてしまいます。

何度も言いますが、

『 フニャフニャな状態を作らずにリールを巻く 』

これが一番大事です。

とにかく装備をしっかりと整えて、フニャフニャ状態を回避する操作を無意識にできるように普段から心掛けていきましょう。

以上、釣り太郎的ライントラブルの防止方法についてでした。

初心者の皆さんが少しでも気持ちよくルアーフィッシングができますように!

ちなみに下の参考記事にも書いてますが私が愛用しているPEラインは “ラパラ ラピノヴァX マルチゲーム ピンク” です。いろんなPEラインを試した中で、ライントラブルが少なく、コストも安く(Amazonだと安い!)、入手しやすいのでおすすめです。

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参考記事

私はリーダーを使わない“直結派” 私がルアーを始めるようになって初めてPEラインを使った感想と現在
私がルアーを始めるまでは、もっぱらサーフ(浜)や港、または川で 「ぶっこみ釣り」 か 「浮き釣り」 しかしていませんでした。そして糸はナイロン製のものしか使ったことがありませんでした。ルアーを始めるにあたり、ネットでいろいろ調べてみたらどうやら糸は “PEライン” というものが主流だということがわかりました。ですが、ルアー友達のいない私には身近な情報などなく、どのメーカーのものがいいのか、太さは何号がいいのか、色は何色がいいのか?などよくわからないことが満載で、一人黙々と何種類ものPEラインを買っては試...