わたくし、今年の夏は燻製ばかりしておりました。
趣味の一つに新しく“燻製(くんせい)”が加わりそうです。
自分でたくさん燻製の写真を撮ったんですけど、最近スマホがぶっ壊れちゃいまして、写真が消えちゃいました(泣)
そこで一緒に燻製を楽しんでくれた友人が撮った写真を一部拝借して書いてみます。
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思っている以上にハードルが低い燻製作り
燻製の作り方はすごく簡単です。
順番はこう。
- 食材をソミュール液に漬ける
- 食材を乾かす。
- 食材を燻(いぶ)す。
それぞれを説明します。全部簡単です。なんたって面倒臭がり屋のこの私ができるくらいですからね。
1.食材をソミュール液に漬ける
ソミュール液って難しそうだけど簡単です。
コレ↓
【追記】妻にしょっぱいと言われたので塩と砂糖の分量を調整しました。
釣り太郎流 ソミュール液のレシピ
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使う水の量に応じて塩・砂糖の量は調節してください。(作り過ぎた場合は容器に入れて凍らせておけばOK!)
お湯を沸かして、塩と砂糖を投入するだけ。ローリエは入れなくてもいいんだけど、入れたほうが香りがよいし、近所のスーパーでも簡単に手に入るのでおすすめです。
このソミュール液を放置して冷まして、食材を入れたジップロックに注ぎ入れます。軽く食材が浸る程度で十分です。
豚バラ
豚タン
砂肝
ササミ
鮭
そして、スズキ(シーバス)
このジップロックを一日冷蔵庫で寝かせます。
(燻製するのが次の日でなければ、一日冷蔵庫で寝かせたらそのまま冷蔵庫で凍らせて、使いたいときに解凍して使いましょう)
※ジップロックはしっかり閉めて、もしもこぼれた時のためにビニール袋にまとめて入れておきましょう。
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2.食材を乾かす
ジップロックから食材を取り出して、キッチンペーパーで余分な水分を拭き取ります。
さらに市販のネットなどで2,3時間乾かします。ネットがなければ金網のボウルなどに入れて置いておくだけでもいいです。
この乾かす工程をすることで、ギュッと凝縮した美味しい燻製になるのでぜひやっておきましょう。この乾燥工程はむしろやらないほうがみずみずしい感じに出来あがって、そのほうが好きという方もいますが、実際に釣り太郎が試した感想としてはやっぱり乾かした方が味が凝縮されていて好きです。
3.食材を燻(いぶ)す
さて、本番ですね。
用意するものは、
- カセットコンロ
- 100均のアルミ皿2個
- 100均の金網
- 燻製チップ
下の写真のように100均で売ってるアルミの皿をカセットコンロの上において、その上にチップ(2掴みくらい)、さらに100均の金網、そして食材を置きます。
ややこしいですね。こんな感じです↓
燻製チップについて燻製チップはホームセンターで売っていますが、サクラ・コナラ・リンゴ・クルミなどなどいろんな木のチップがあります。どれにしようか迷うところですが、どれを選んでも間違いはありません。ただサクラは最も香りが強いです。しっかり香りを付けたい場合はサクラがよくて、肉類に使うといいです。コナラやクルミは優しい感じで魚系にもいいです。いろいろ試してみると楽しいですよ。 |
金網の上に食材を並べたら、もう1つのアルミの皿を裏返してかぶせて蓋をします。
そしてガスを点火して、とろ火程度で20分ほど待ちます。20分ほどしたら一度食材を裏返してチップを補充します。そして、もう一度蓋をして20分ほど待ってできあがりです。燻し加減はちょっと経験が必要ですが、その辺も楽しみながらやってみてください。釣り太郎の場合はとろ火でだいたい片面20分ずつです。
上の写真の右上に6Pチーズが写ってますが、6Pチーズはソミュール液に浸さずにそのまま乗せるだけでよく、間違いなくとても手軽に美味しくできるのでおすすめです。
6Pチーズってこれこれ↓
それからよく見ると、アルミ皿に金網を乗せるために4角に割り箸を通して土台を作ってます。釣り太郎の小さなアイデアです。写真を見て参考にしてくださいね~^^
今回もスズキ(シーバス)を燻製してみた
今回の一番の目的はシーバスを燻製してみることでした。と、その前にお肉の出来栄えをご披露いたします♪
千と千尋の神隠しに出てきそうなほど美味しそうなお肉。こんがりジューシーな色と照りツヤですね。
き、切ります(わくわく)
中まで火が通っていますね^^
食べたらもう燻製のスモーキーな香りとお肉のうまみでしばらく目をつぶってモグモグしてしまうこと間違いなしです^^
いや~本当に美味しいのでぜひみなさんにも試してみてほしい。
他にも砂肝やササミ、豚タン、鮭がありましたがどれも最高に美味しかったです。
どれも美味しいんですが、個人的に私が特に好きなのはササミ。スモーキーなのにあっさりしているのが好きです。
あと、鮭は鮭とばのようになります。鮭の燻製は脂がじゅわっと出ていて香ばしい香りが口の中でハーモニーを奏でます。最高!
ところで肝心のシーバスの燻製ですが、結果から言うとあまり美味しくなかった・・・。シーバスの身は脂が少なく水っぽい。
反省点としては今回のシーバスの身は大き過ぎ(厚過ぎ)ました。シーバスの身を鮭の切り身のようにもっと薄くカットしてから燻製すればよかったと思います。そうすれば余分な水分も抜けて旨味が凝縮されていたかもしれません。でも鮭の方が絶対美味しいかな^^;
せっかくだから次回燻製するときはまたシーバスを薄くしてやってみたいと思います。
夏の暑さが少し和らいできた今日この頃、みなさんもカセットコンロと100均で道具を揃えて燻製にチャレンジして見てはいかが?私もそうですが、あれもやってみよう、これもやってみようと色々な食材をきっと試してみたくなると思いますよ♪(^0^)
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