以前、港のポイントについて書きましたが、潮の当たる場所というのは一つのポイントになります。
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このとき、 “潮がしっかり流れている時間” を選んでルアーを投げると魚が釣れる確率があがります。
例えば、下の図で 本流がしっかりと流れる時間 です。
そうすると赤丸で囲んだ部分にぶつかる流れが普段よりも強くなり、そこに魚が集まりやすくなります。
魚が寄る
私はこのときの状態を “魚が寄る” と勝手に言ってます^^
本流の流れがしっかり出るのが上げ潮なのか下げ潮なのかは、その場所によります。港であれば潮は、上げ潮で港内に流れ込み、下げ潮で港外に流れ出ます。
多くの港には大小の河川が流れ込んでいることが多いです。そのような港では下げ潮の時のほうが河川の水と海水が同時に港外に出て行こうとするので、本流の流れが強くなる傾向があります。ですから私は河川の入った港が好きで、潮の流れがハッキリと出やすい下げ潮を狙います。
魚が散る
河川の入った港は、上げ潮では港外から入ってくる潮と河川から出ていく水がぶつかり流れが弱くなります。すると一定の場所に集まっていた魚がいろいろな場所に散らばってしまうと私は思っています。この時の状態を私は “魚が散る” とこれまた勝手に言っています。経験上、確かにこのようなときは釣れにくいです。
港と言えども広いですから、魚が散っているときに闇雲にルアーを投げるよりも、できるだけ魚が寄っている時に寄っているポイント(場所)にルアーを投げたほうが釣れる確率はあがります。
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ちなみにですが、私がこれまで紹介した釣り場のポイント(港の外やヘッドランド)でも上げ潮・下げ潮によって魚が散ったり・寄ったりします。ですが、散る範囲が限られ、魚は大体同じ場所に待ち構えています。なぜならこれらのポイントには港の中とは違い外海に面しているため、潮の上げ下げによって流れの強弱はありますが、常に一定方向の大きな流れがあるからです。
でも、私は基本的に下げ潮が好きです。
流れがハッキリすることで流れの中やストラクチャー、地形の変化にピンポイントで魚が寄ってきてポイントが絞れるからです。
ただ、流れがきつすぎても魚が寄らないのも事実。ちょうどよい流れを探すのも大切です。その辺はやはり自分で実際にルアーを投げてみて楽しみながら見つけていくのが良いかと思います。
さて、これを読んでくださったあなたのお住まいの近くの河川、港、サーフで魚が寄りそうな場所はないでしょうか?いろんな潮のときにルアーを投げてみるとあなただけのポイントとタイミングを発見できると思いますよ。
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⇒ ルアーを投げてみたいサーフのポイント(港の外のポイントとの共通点とは)