あとで書こうと思うんですが、ルアー初心者の友人を連れて葦の茂るポイントに行ってきました。
今回はルアー初心者である友人も一緒なのでナイトゲームではなく、明るい時間に川へ向かいました。
そこは河口から数百メートル上流で、たくさんの鯉が泳ぎまわっています。水深は深くて1メートルくらいです。
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護岸された川岸に立ち、ルアーを投げて2,3投した頃でした。ルアーが足元数メートルまで戻ってきた時、何者かが水中からルアーに向かって「ガツッ!」とアタックしてまた水中に戻っていくのが見えました。この時はルアーにフッキング(針掛かり)しませんでした。
「ん?なんか平べったいし、黒っぽかったからクロダイかな?」
そう思い、もう一度同じコースにルアーを泳がせてみました。そして、先ほどのガツッときたポイントまでルアーが差し掛かった瞬間、また水中から“何か”が現れて「ガツンッ!!」とルアーにアタックしてきました。ぐぐぐっとラインが引っ張られ、今回はしっかりフッキングしました。
ファイトの感覚からしてシーバスではないとすぐにわかりました。そうすると残るのはやはりクロダイか。竿を立て、水面まで魚を浮かせ魚影を確認してみるとやはり黒い。と、次の瞬間衝撃が走りました。
黒いはずのクロダイが白くなったんです。私は「んぁ???」と一瞬理解できませんでした。水面でバシャバシャする姿を見てやっと理解しました。それは紛れもなくヒラメでした。白いのはヒラメのお腹だったんです。
「え?え?え?」と驚きまくりながらも冷静に魚(ヒラメ)を寄せてランディング。
上げてみると42cmのヒラメでした。
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目の前を鯉が泳ぐ場所でまさかヒラメが釣れるとは思っていませんでした。確かにここの場所は河口から数百メートル上流ですが、潮の干満の影響を受けるような汽水域です。ですが河口というよりもう葦が茂るような川の中というような場所です。
おそらく“塩水くさび”の中に身を潜め、餌となる小魚を追って川の中まで上ってきたんだと思います。
塩水くさびについて書いた記事
それにしても川に上ってきたヒラメをルアーで釣るなんて、しかも目の前でルアーにアタックする姿を見られるなんて、けっこうすごい確率なんじゃないかと思います。ヒラメって意外とけっこう川の中まで入ってくるんだなーと思わせるような一匹でした。
2017年ゴールデンウィークの珍体験でした。
今回もサスケ裂波のレッドヘッドで。オーソドックス単純でいいんです。