渓流釣りで“あわせ”をしないとかなりの高確率でばらします。
ヒット!
ぶるぶるぶるんっ!ポチャっ(逃)・・・
というのがお決まりのパターンです。
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前にも話したことありますが、私は小さな頃から渓流釣りにハマってて、そりゃもう毎日のようにイワナ、ヤマメ、ニジマス、その他トラウト、マスなんかを釣りまくっていたわけです。
超ど田舎だったのでほんと住宅地(?)というか人が住んでいる場所の中を流れる小川でも30cmオーバーのイワナがよく釣れました。少し山の中に入って深い淵なんかにいくと60cm以上もよく釣れました。
当時、私は父と渓流釣りを楽しんでいました。父も私の影響で渓流釣りをやり始めたようなものなので二人で「ああでもない、こうでもない」と釣りについて研究しながら楽しんでいたのを思い出します。そうやって父と私はいろいろと自分たちで試行錯誤し、技術を体得していきました。
そんな中、ときどき私は学校の友人を連れて釣りに行くこともありました。友人に竿を持たせ、私が餌をつけてやり、「あの辺りに投げ入れてごらん」と言うと、すぐに魚が食いつきます。友人は竿先をグイッと持ち上げ魚を寄せようとします。そうするとかなりの高確率で、
ぶるぶるぶるっ ポチャン(逃)…
と魚が逃げていきます。
何度やってもそうなんです。でも私は理由がわかっています。“あわせ”を入れてないからです。
竿をグイッと持ち上げる程度じゃダメなんです。魚が針を咥えて、手元にクッと魚信が伝わった瞬間にクンッ!!と手首のスナップをきかせてあわせを入れなくてはならないんです。これはちょっと訓練すればできるようになります。感覚的にはへらぶな釣りのアタリがあった瞬間にあわせるアレに似てるような気がします。(ヘラブナはやったことないけど!)
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友人にこれ(あわせ)を教えてあげると劇的に釣り上げられるようになります。私は何人もの友人で試してるので間違いありません。
という経験もあってか、私はルアーでヒラメやシーバスが釣れても反射的に“あわせ”を入れてしまうんです。で、ヒラメに関しては一度もばらしたことがないし、シーバスに関してはホントに数えるくらい(数回)しかばらしたことがありません。その数回のばらした時はやはりヒット時になんらかの理由で焦ってしまって、あわせを忘れていた時でした。
動画なんかでばらしちゃったシーンとか見ることがあるけれども、「あわせちゃんといれてないな~」と思うことがよくあります。それが超有名なアングラーの方たちでもそうなんです。
みんな釣れると「ヨッシャ!きた!」とか言いながら竿先をぐぃん!って立てたりするのが普通なんだけど、わたし的には「それじゃあちょっと足りないんじゃないかなぁ」と思ってしまう。案の定ばらしてたりして。(とくにヒラメとか)
あわせがいらないと言う方もいるけれども、私のそんな渓流釣りの経験からやっぱりあわせは必要じゃないかなというふうに思います。渓流釣りと同じにするなと思われるかもしれないけれど、フッキングの感覚は私は同じように感じています。
もしもよくファイト中にばれちゃうという方がいたら、竿をグィー!じゃなくて手首のスナップを使ってクンッ!!って感じで強めに一発入れてやると違うと思いますよ。