まるで海の宝石みたいや~♪
私が幼い頃はよくアイナメ(アブラコ)を釣ったものです。私の地元ではアイナメの魚影が濃く、50~60cmの良型もよく釣れました。ですが、今住んでいる地域はアイナメが釣れません。釣れても小さいです…。
なんだか猛烈に故郷のアイナメが食べたくなり、実家の父に電話しました。親のスネは私にガリガリとかじられ生傷が絶えません(汗)。スネかじり釣り太郎です。
数日して届きました!
我がお父上、ありがとう(^-^)
「私と釣り」の中でも書いてますが、釣った魚を食べるまでが私の魚釣りです。食べる分だけ釣り、家に持ち帰って食べます。昔からそうしているうちに自分で魚のさばき方を覚えました。
結婚した今となっては魚をさばいた後のゴミ処理までしっかりやらなければ、妻から 「釣った魚を持ち帰ってこないで!!」 と言われるので最後までちゃんとやってます^^;
どんな魚もカラダの基本的な構造は同じなので、さばき方はだいたい同じです。シーバスも同じ要領でさばいています。(ヒラメやマゴチなどのフラットフィッシュはちょっと違います)
せっかくなので今回は刺身をつくるまでのさばき方を書いてみます。刺身の場合は皮を剥いじゃうので鱗を取らなくても大丈夫です。
やることは下の6つです。
- 頭と内蔵を取り除く。
- 背中から中骨(※1)まで切る。
- お腹から中骨(※1)まで切る。
- 皮を剥ぐ。
- ハラモ(ハラス)を切り除く。
- 身を薄く切る。
※1 中骨とは、頭からしっぽまで走る一番ぶっとい骨のことです。
ではいってみましょ~!適当に見てみてください^^
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1. 頭と内臓を取り除く
頭と内臓を取ったら綺麗に水洗いしておきましょう。
2. 背中から中骨まで切る
まずは背中にスーーーっと切れ目を入れます。(しっぽのほうまで)
背骨に包丁を這わせるようにして、スッ スッと背骨と身を分けていきます。(しっぽのほうまで)
3. お腹から中骨まで切る
背中側と同じ要領で、背骨に包丁を這わせながら背骨と身を分ける感じで包丁を入れていきます。
ある程度身が切れたら下の写真のようにして、包丁を背骨に這わせながら尾びれに向かって切り抜いちゃいます。
こんな感じでぱっくり切れます。
あばら骨の根本(黄色ライン)で切ります。
そうすると片面の身が綺麗に取れます。
こんな感じで。
4. 皮を剥ぐ
後ろから1cmくらいの身を残して皮を切らない程度に包丁を入れます。
1cm残しておいた身をもう片方の手で引っ張りながら包丁を斜めに動かしながら皮と身を分けていきます。このとき包丁を寝かせすぎないように立てすぎないように。45度くらいの角度でスー スーという感じで大きく動かすといいと思います。(写真でわかるかな?)
皮が剥がれたら、一旦水洗いしてキッチンペーパーで余計な水分を拭き取ります。
5. ハラモ(ハラス)を切り除く
ざっくりとあばら骨のついた部分を切り除きます。切り除いた部分(ハラモ/ハラス)はマグロで言えば大トロです。一番脂がのっている部分です。刺身もいいし、あとで焼いて食べても美味しいです。
6. 身を薄く切る
あとは身を食べやすい大きさに切るだけです。
おわり
どうですか。簡単だったでしょう?^^
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醤油につけて・・・・
おいしい!
もう最高です♪
アイナメの身は脂がのっていて旨味成分がたっぷりなので甘く、歯ごたえもしっかりしていて本当においしいです。
機会がありましたら是非お試しください。
ちなみにもう一匹のほうで妻が煮つけを作ってくれました。こちらは頭を切り落とす前に鱗を取ってあります。
美味しいんですが、身が新鮮すぎて味が浸透しきってませんでした。(細胞が元気なので味がしみにくい)
もっと長く煮込むべきか。
いや、それよりなぜ皮に×の切れ目を入れなかったのかと嫁にダメ出ししました。でも美味しかったです。作ってくれたのにダメ出ししてごめんなさい。
嗚呼… アイナメ、最高。
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